笠岡市の国道沿いできょう(15日)、交番の開所式が行われました。あわせて3つの駐在所と交番を統合し、新設されました。

RSK
RSK

(笠岡警察署 安藤茂治地域課長)
「(駐在所と交番を)統合したのですから機動力をいかしてですね、迅速、的確にですね、事件事故の対応をしていきたいと思っております」

RSK

交番には警察官が3交代で滞在し、約9000人が暮らす笠岡市西部をカバーします。

(スタジオ)
このように交番・駐在所が統合される動きは全国的に見られています。ここ10年間の交番と駐在所の数の変化をみると岡山では統合により数が減少、香川ではいくつかの駐在所がまとめられ新たな警察署ができたパターンもあります。

統合のメリットは?というと交番は「24時間体制でパトロール」、駐在所は「夜間・休日は勤務外になる」という違いがあるのですが、統合することでこれまで夜間や休日はパトロールが十分にできていなかった駐在所管轄の地域も統合され交番の管轄になれば24時間パトロール範囲の対象になるということなんです。

最寄りの駐在所がなくなり不安に思う人も増えるかもしれません。警察は巡回パトロールを増やして地域の安全・安心を守りたいと話しています。実際に岡山市内でも今年の3月2日〜この2か所で交番が統合されています。万が一のとき、最寄りの交番がどこにあるか県警HPなどで確認しておくことが必要です。