アテネオリンピックのハンマー投げで金メダルを獲ったスポーツ庁の室伏広治長官が、きょう(22日)岡山市東区のIPU・環太平洋大学を訪れ、スポーツに励む学生たちと交流しました。

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(室伏広治長官)
「膝のところまではゆっくり上げる」
「はやい」
「遅い」

金メダリストからの直接の指導に興奮気味の学生たちです。室伏長官はアスリートとしての経験などを伝える講演会の講師として環太平洋大学に招待されました。

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交流会はこれに合わせ、陸上部でハンマー投げなどの投てき競技に取り組む学生の刺激になればと行われたものです。約60人が参加し、室伏長官に効果的な練習方法やコンディションの整え方などを質問していました。

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(学生(男子円盤投げ))
「室伏さんは試合前の調整の時、どのような調整を行っていますか」

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(スポーツ庁 室伏広治長官)
「大きい試合があるので、それに合わせようと思ってもあわない。いつ試合があっても自分は投げれるんだという自信を持ってやらないとダメ」

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(学生(女子ハンマー投げ))
「伝説の人を生で身近に感じられたので、こういう機会があってありがたい」

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(学生(男子ハンマー投げ))
「もっと力をつけて室伏さんのようになれるようがんばりたい」

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(スポーツ庁 室伏広治長官)
「目的・目標をしっかり定めて、自分が今どういうことに取り組まなければいけないのか、考えながら一つ一つ丁寧に取り組んでほしい」

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技術面だけなく選手としての心構えも学べた交流会、学生にとっては貴重な体験になったようです。