山口祥義知事(左)にシーズン終了を報告した宮永雄太ヘッドコーチ(中央)、山下泰弘主将(右)ら=県庁

 バスケットボール男子のBリーグ1部(B1)・佐賀バルーナーズの宮永雄太ヘッドコーチや角田太輝選手らが13日、県庁を訪れ、山口祥義知事にシーズン終了を報告した。

 バルーナーズは今季、29勝31敗で西地区5位。B1昇格初年度の最高勝率をマークし、終盤までプレーオフ進出を争った。

 宮永ヘッドコーチは「勝率5割に近づく戦いができた。守備の精度や試合終盤の詰め方を改善していきたい」と振り返った。山口知事は「平均約5千人の来場があり、あれだけの雰囲気を1年でつくることができた。今後、バスケの中心地になっていければ」と期待した。

 若手中心の日本代表合宿に参加する角田選手は「バスケをやって、あれほど人が集まるなんて中学、高校の時には想像できなかった。合宿では同世代のトップたちとプレーすることで、多くのことを得たい」と力を込めた。(北川尊教)