第71回春季東海地区高等学校野球静岡県大会は5月6日、静岡市駿河区の草薙球場で決勝と3位決定戦が行われ、加藤学園が静岡を延長10回大ブレークの末、2‐1で下し、春連覇を達成しました。

春の王者を決める決勝は、9回を終え、1‐1で同点で、ノーアウト1塁、2塁から始まる延長タイブレークに入ります。

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先行の静高は無得点。対する加藤学園は10回裏、1死満塁、一打サヨナラのチャンスに6番・屋海州が放った打球は遊ゴロとなります。静高はホームゲッツーを狙いますが、打者走者はセーフとなり、その間に2塁走者の主将小室太陽が一気に生還し、ゲームセット。

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加藤学園が見事、春の県大会連覇を果たし、夏の選手権静岡大会第1シードを獲得しました。

【決勝=草薙球場】
静岡   100 000 000 0=1
加藤学園 000 010 000 1=2
【静】吉田、梅澤、増田、中野-石垣
【加】小澤-片山
<本塁打>なし

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⚾…加藤学園 小室太陽キャプテン
「(春連覇、夏の大会第1シート獲得に)油断せず、これからあと2か月集中して練習に取り組めるようにあすからしっかりやっていきたい」

【3位決定戦=草薙球場】
浜松開誠館   002 000 052=9 
東海大静岡翔洋 000 100 001=2
【浜】松井、伊波-大迫
【翔】小松原、入江、渡辺、谷口-川島
<本塁打>なし