会長は鮪の漬け焼をほぐしてごはんにのせることもあるという
会長は鮪の漬け焼をほぐしてごはんにのせることもあるという
今年で発売から70周年を迎える横浜名物、崎陽軒のシウマイ弁当。おかずが多彩で食べ方や楽しみ方が無限に広がり、ファンも数多い。というわけで、この節目にあらためて、著名人ラバーたちに「こだわりの食べ方」を聞いてみた! 8回目は崎陽軒の会長、社長!

*  *  *

●野並直文(のなみ・なおぶみ)会長

「まず、ほかのおかずにしょう油の味が移らないよう、シウマイの上に辛子で円を描いて、その中にしょう油を垂らします。次にごはんの上にのった小梅を横にずらし、小梅の下のごはんに塩気が移ったところから食べます。自慢のごはんを食べてからシウマイへ。鮪の漬け焼をほぐしてごはんにまぜることもあります」

辛子で円を描いて、その中にしょう油を垂らす会長こだわりの食べ方
辛子で円を描いて、その中にしょう油を垂らす会長こだわりの食べ方
●野並晃(のなみ・あきら)社長

「強いこだわりはないですが、お弁当を横向きにし、俵型ごはんから手をつけて、まずは何もつけずにシウマイを食べます。2個目以降はしょう油もしくは辛子だけをつけて食べて、最後のシウマイは両方をつけて食べます。締めはデザートのあんずです」

社長はまずひとつ目のシウマイは何もつけずに食べる
社長はまずひとつ目のシウマイは何もつけずに食べる
■限定タオルケットも販売!

多くのファンに愛されるシウマイ弁当。70周年を迎えた率直な感想を広報の担当者に聞いた!

「日頃からシウマイ弁当をご愛顧いただいているたくさんのお客さまには、感謝の気持ちでいっぱいです。崎陽軒の"冷めてもおいしい"へのこだわりが詰まったこのお弁当は、発売以来多くの方に親しまれる崎陽軒の看板製品です。

節目の年となる今年は、シウマイ弁当の誕生を盛大にお祝いするとともに、日頃からご愛顧いただいているファンの皆さまに感謝の気持ちを込めて、ワクワクするような企画や製品をたっぷりとお届けいたします。どうぞお楽しみに!」

代表取締役会長の野並直文氏(右)と代表取締役社長の野並晃氏(左)
代表取締役会長の野並直文氏(右)と代表取締役社長の野並晃氏(左)
具体的にどんな企画が?

「WEB投票企画の『もう一度食べたいシウマイ弁当はこれ!』や70周年限定シウマイ弁当冷感タオルケット、70周年限定お赤飯シウマイ弁当冷感タオルケットの販売などです」

タオルケットが気になる......。ファンの方はぜひ!

取材/渡辺ありさ 撮影/松田嵩範