ミランの監督人事が混迷している。
 
 今シーズン限りでの退任が有力視されているステーファノ・ピオーリ監督の後任として、ジュレン・ロペテギと合意したと報道されたが、これにミランサポーターが反応。1万人以上にのぼるミラニスタがSNS上で「#Nopetegui」というハッシュタグをつけ、ロペテギの監督就任に対する反対運動を始めた。

 これを受け、ミランのフロント陣は監督候補の再考を決断したようだ。
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 4月30日のイタリア紙『Gazzetta dello Sport』によると、後任候補は6名。最有力候補と目されるのが、これまでも噂にあがっていたリールのパウロ・フォンセカで、ここへ来てそれに次ぐ候補として急浮上しているのがブライトンのロベルト・デ・ゼルビだ。

 今シーズンこそ三笘薫ら怪我人の多発で苦戦しているとはいえ、ポセッション重視の戦術で昨シーズンは、クラブ史上初のELの舞台にチームを導いた手腕が評価されている人気銘柄だ。

 ほかにも、ロイヤル・アントワープのマルク・ファン・ボンメル、元パリ・サンジェルマンのクリストフ・ガルティエ、ベルギー代表のドメニコ・テデスコ、アル・イテハドのマルセロ・ガジャルドが候補として挙がっている。

 はたして上記6人から新監督が誕生するのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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