大岩剛監督が率いるU-23日本代表は、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)で決勝に進出。8大会連続のオリンピック出場を決めた。

 本大会に向けて、オーバーエイジの話題が活発になるなか、10大会連続出場を逃した韓国のメディア『FOOTBALLIST』は、「羨ましい日本! オリンピックに久保+冨安+板倉など超豪華ヨーロッパ組招集の意志が固い」と見出しを打った記事を掲載している。

 同メディアは、日本の報道として、パリ五輪のオーバーエイジ3枠の候補として冨安健洋(アーセナル)、板倉滉(ボルシアMG)、伊藤洋輝(シュツットガルト)、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)、遠藤航(リバプール)などが挙がっていると紹介。こう綴っている。

「このように守備にオーバーエイジを集中させるのは、23歳以下のアタッカー陣の競争力は十分だという自信のためだと見られる。日本最高のスターの一人であるレアル・ソシエダの久保建英が招集対象だ。久保は大会参加意思が強いことが分かった」
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 同メディアは「さらに今シーズン、デンマークのブレンビーに移籍し、ヨーロッパ進出を成し遂げた23歳のアタッカー鈴木唯人にも期待が大きい。今シーズン8ゴール・5アシストを記録。ゴールの中で華やかなドリブルからのシーンが多く、ほとんどが最近に集中しており、上昇傾向が際立つ選手だ」と、U-23アジアカップでは不参加となった選手にも言及。こう続けている。

「このように豪華なメンバーがいるだけに、日本特有の大きな期待も受ける。目標はメダルだ。日本は1968年のメキシコシティ五輪で銅メダルを獲得し、アジア諸国の中で最初のメダルを獲得したが、その後56年間、偉業を再現できなかった。最近では2012年と2020年でベスト4に勝ち上がったが、銅メダル決定戦で敗北して4位に留まっている」

 戦力の充実ぶりを羨望の眼差しで見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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