マンチェスター・ユナイテッドの元主将ロイ・キーン氏が、アーリング・ハーランドにまたも苦言を呈した。英紙『The Sun』などが伝えている。

 マンチェスター・シティの主砲ハーランドは5月4日、ウォルバーハンプトン戦(5−1)で圧巻の4ゴールをマーク。ただ本人はもっと点を決められたと思っているようで、82分にお役御免になった際、交代に不満げな態度を示していた。

 ハーランドに何かと突っかかり、以前には「プレー全般があまりにお粗末で、ほとんど4部の選手のようだ」と毒を吐いていたキーン氏は、ウルブス戦の翌日に振る舞いを糾弾。こう言い放った。

「昨日、ハーランドが交代させられたのを見た。あまり嬉しそうではなく、わがままなガキのように振る舞っていた。しかし、マン・シティが試合に勝ち、彼がゴールを決めたので、その件はほとんど忘れ去られた」
【動画】ベンチでぶつぶつ…明らかに不満そうなハーランド
 一方、ニューカッスルなどで活躍し、プレミアリーグ歴代最多得点記録を誇るアラン・シアラー氏は、全面的に擁護。「大好きな行動だ。なぜ彼(ハーランド)が腹を立ててはいけないんだ?」とストライカーとしてのエゴを正当化した。

「私なら絶対に激怒する。4点も取って残り10分か15分だろ? 私だったら全く同じことをするね。彼は絶好調だ。4ゴールを決め、調子を取り戻している。私はその姿勢が大好きだ。全く問題ない。彼の気持ちは分かるよ」

 両者の意見は面白いほど正反対だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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