現地5月25日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝・第2レグで、横浜とUAEのアル・アインが、後者のホームで激突する。この一戦を前に、アジアサッカー連盟(AFC)の公式サイトが、「注目すべき5つのポイント」を挙げた。

 その中の1つで、AFCは過去にアジアの頂点に立ったJクラブのブラジル人選手にフォーカスする。

「日本のチームが優勝した過去5回のうち4回、決勝戦で主役を演じたのはブラジル人選手だった。2007年、浦和レッドダイヤモンズの伝説的選手、ロブソン・ポンテがミドルシュートを決め、セパハンとの第1戦を1−1で引き分けたが、その後、ホームで2−0の勝利を収め、埼玉のチームはタイトルを獲得した。

 10年後、ポンテの同胞であるラファエル・シルバが、ホームとアウェーでアル・ヒラルを相手にゴールを決め、2度目のタイトルを獲得した。

 2008年のガンバ大阪では、ルーカスがクラブの成功に大きく貢献。アデレード・ユナイテッドとの2試合で3ゴールを決めた。2018年には、鹿島が第1戦でレオ・シルバとセルジーニョが得点し、ペルセポリスの挑戦を退けて優勝した」
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 そして、今回の横浜にも強力なブラジリアンがいる。

「横浜は、ストライカーのアンデルソン・ロペスと両ウイングのエウベル、ヤン・マテウスのフォワードラインを誇り、ゴールを脅かす最大の脅威の3人は南米出身だ。この3人はこれまでにマリノスの23得点のうち12ゴールを決めている。彼らはトロフィーを日本に持ち帰るブラジル出身選手の系譜に、新たに名を連ねようとしている」

 11日にホームで行なわれた第1レグは、2−1で先勝している横浜。悲願のACL初優勝まであと一歩。決戦は日本時間で26日の1時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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