元衆院議員の金子恵美氏(46)が30日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月〜金曜後9・00)にコメンテーターとして生出演し、夫で元衆院議員の宮崎謙介(43)がもくろむ未来のビジネスについて言及した。

 番組では、女性問題報道を受けて辞職した前衆院議員の宮沢博行氏についてピックアップ。既婚者ながら、20代女性と金銭援助を伴う同棲、出会い系サイトを使った買春疑惑、連日にわたる派遣型風俗店の利用などが、25日発売の「週刊文春」(文芸春秋)で報じられた。報道を受け議員辞職した。

 金子氏は宮沢氏、宮崎氏とも当選同期。宮沢氏のエピソードを聞かれると、「忘れられないのが、いつも会合の会議室に入ってくる時、誰も聞いてないのに一番大きい声で“おはようございます!”って入ってきて。みんなびっくりしちゃうんですけど、とにかくまっすぐな人だから、自分はこうやるんだと貫いてて、いつでもそうでした」と答えた。一方で、「活動としては一匹オオカミでやっている人だった」とも明かした。

 とにかく一本気な性格といい、「お金(自民党派閥の裏金事件)の時も、許せなかったから、暴露というか、私はそうじゃなかったんだけど、こうだったというのを知らせたいという思いで、同期とか先輩のことを考えずに言ったんだろうなとは思います」と推測していた。

 女性スキャンダルで議員辞職するのは、宮崎氏に続いて2人目。金子氏は「宮崎も“性欲が勝った”と言いましたけど、衆議院議員で2人目ですよね?性欲について言及した人は」と、ジョークもまじえて語った。

 “完売画家”の異名を持つ中島健太氏は、宮沢氏のコメンテーター進出の可能性について言及した。すると金子氏は「宮崎、辞めた仲間がいろいろいるわけですよ。魔の3回生、4回生が。それをいつか集めて、自分でプロダクションをやろうと思っているみたいです」とぶっちゃけていた。