◇第63回春季北海道高校野球大会札幌支部予選Dブロック2回戦 北海10―3札幌南(8回コールド)(2024年5月10日 札幌麻生)

 選抜甲子園に出場した北海が今春公式戦初戦を飾った。先発に起用された背番号20の1年生右腕・小野悠真が3回2失点、2番手も背番号21の1年生左腕・橋本宗史郎が3回1失点でしのいだ。

 平川敦監督(53)の98年就任以降、春初戦での1年生の先発は初めて。小野は「うれしいです。今後も頑張っていける」とホッとした表情。橋本も「直球で押していけた。思い通りの投球ができた」とうなづいた。

 3季連続甲子園へ、センバツエースの松田収司(2年)は札幌支部予選のベンチを外れている。平川監督は「練習試合の結果もよかったので学年に関係なく(ベンチに)入れている。しっかり投げてくれた」と評価した。