◇米女子ゴルフツアー メイヤー・クラシック第1日(2024年6月13日 米ミシガン州ブライズフィールドCC=6556ヤード、パー72)

 第1ラウンドが行われ、渋野日向子(25=サントリー)は5バーディー、2ボギーの3アンダー、69で回り、西村優菜(23=スターツ)とともに首位と4打差の22位発進した。2アンダーの33位に古江彩佳(24=富士通)がつけ、吉田優利(24=エプソン)、西郷真央(22=島津製作所)、勝みなみ(25=明治安田)の3人はそろって2オーバー、107位と出遅れた。

 7アンダーをマークしたアリソン・リー(29=米国)が首位に立った。

 2位となった全米女子オープン以降、復調気配の渋野はこの日も3アンダーで回った。11番でボギーが先行も、13番でバーディーを奪い返す。後半は4つのバーディーを奪うなどスコアを伸ばした。

 中継局WOWOWのインタビューに「ショットはあまり良い感覚ではなかった。うまくまっすぐ行って乗るみたないのが多くて」と課題を挙げ、パットについても「打ち切れていない、読み切れていないというホールが多かった」とし、「その中で3つアンダーで回れたのは不思議な感じ」と振り返った。

 本人は内容に満足していないものの、実際は13ホール中12ホールでフェアウエーをキープするなど、安定感は戻ってきている。2日目に向けて「伸ばさないと上には行けない。上を目指して頑張りたい」と話した。