◇交流戦 日本ハム3―3巨人(2024年6月16日 エスコンF)

 日本ハムは巨人と延長戦の末、3―3で引き分けた。試合後、エスコンフィールドの大型ビジョンに表示された巨人ファンへのメッセージが話題になっている。

 大型ビジョンには来場した巨人ファンに向けて、後楽園や東京ドームの先見性を称えつつ、再びの来場を呼び掛けるものだった。

 このメッセージを受けてネット上では「これはまた行きたくなるね」「うわさのエスコンメッセージ素晴らしかった」「こういう姿勢は称賛できる」「素敵なメッセージに心打たれました」など、双方のファンから感動の声が上がっていた。

 表示されたメッセージは以下の通り。

 読売ジャイアンツファンの皆様へ

 エスコンフィールド2年目、ジャイアンツとは初の交流戦にご来場いただきましてありがとうございました。

 1937年に開業した後楽園スタヂアム、1988年に開業した東京ドームは、日本における「ポールパークの歴史」の幕開けを象徴する存在です。球場でのサーカス開催にはじまり、隣接地に映画館・ホール・遊園地・ホテルなどを展開するという先見性に敬服いたします。

 何か新しいことを始める際には、さまざまな問題や障害が発生しますが、それを乗り越えることで「新たな文化」や「未来への一歩」が生まれるという事を、皆様から学ばせていただきました。

 2030年代には、首都圏にいくつかの素晴らしい球場が誕生する計画があると伺っています。国内でどの球場がナンバーワンかを競うのではなく、世界から「日本の野球場は設計・サービス・快適性、どれをとっても優れている」と評価される環境を一緒に創り上げたいと考えています。

 ぜひ、来年も再来年も、機会があればエスコンフィールドにお立ち寄りください。この度のご来場、誠にありがとうございました。

 球場スタッフ一同