高知県土佐清水市の「足摺海洋館SATOUMI」に小さな生き物が仲間入りしました。
”体長2センチ”のタツノオトシゴとは?

澤村栄治記者
「こちらの水槽の中の生き物、見えますか?体長2センチほどしかなく小っちゃくてかわいいです」

どこにいますかー?正解は…ここ!

タツノオトシゴの一種「ハチジョウタツ」。東京・八丈島で見つかった日本固有の種類で、体長は成長してもおよそ2センチです。

5月2日、SATOUMIの飼育担当者が県内の浅瀬で1匹を偶然見つけ展示を始めました。個体数が少ない上に小さくて発見しづらい「ハチジョウタツ」。水族館での展示は日本で初めてだということです。

四万十市から女性:
「これですか?えー?あ!動いてる動いてる」

ハチジョウタツは海藻に尾を巻きつけて擬態する習性があります。

大阪から女性3人組
「どこにおるん?」
「ここ、ここ」
「あー、OK」

チャームポイントとは”くりくりの目”。皆さん目を凝らして見てみてくださいね!

足摺海洋館SATOUMI 新野大 館長:
「じっくり見ていただきますとすごくかわいいし、模様もきれいなので小さいけれども変わった生き物が海の中にもいるんだなと知っていただいて、生き物の多様性を知っていただければうれしい」

ハチジョウタツはSATOUMI館内の「足摺の海」で展示されています。