今月20日、宮城県石巻港に係留中の貨物船で、作業員2人が酸欠状態となり1人が死亡した事故で25日、国の運輸安全委員会による現地調査が行なわれました。

石巻港に係留中のパナマ船籍の貨物船「EVER FELICITY(エヴァー・フェリシティー)」には、運輸安全委員会の船舶事故調査官3人が立ち入り調査に入りました。

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この貨物船では、今月20日、荷役作業をするために船の倉庫に入った男性作業員2人が二酸化炭素中毒になり、このうち1人が死亡し1人が軽症だったものです。
2人が倒れていた倉庫は密閉空間で酸素を吸収しやすいパームヤシ殻が積まれていました。

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25日の立ち入り調査で、運輸安全委員会の調査官は安全管理に問題がなかったかなどを調べました。