今季は公式戦24ゴール10アシスト

マンチェスター・シティの至宝、フィル・フォーデンは今シーズン、キャリアハイのシーズンを過ごしている。

ケビン・デ・ブライネが開幕戦で負傷離脱したことで、中央でのプレイも増えた同選手。シティアカデミーの最高傑作と言われるフォーデンはシティの至宝として以前からその才能が注目されていたが、今シーズンその才能がさらなる進化を遂げている。

デ・ブライネやギュンドアン、ダビド・シルバなどスター選手を前に絶対的な存在にまでにはなれていなかったが、今ではチームの中心選手として圧巻の風格を見せている。プレミアリーグ第29節のブライトン戦でも2ゴールをマークしたフォーデンはこれでプレミアリーグ通算51ゴールをマーク。

データサイト『Opta』によると、フォーデンはペップ・グアルディオラの下で、23歳以下でリーグ戦50ゴールを達成した3人目の選手になったという。アーリング・ハーランド、リオネル・メッシに続き、フォーデンがこの記録を達成したとのこと。

フォーデンは今シーズン、公式戦48試合に出場し、24ゴール10アシストを記録。ここまで圧巻の成績を残しており、トッププレイヤーの仲間入りを果たしている。リーグ戦でも16ゴールをマークしているフォーデンは得点王を狙える位置にもいる。

今シーズン間違いなく、新たな境地にたどり着いたフォーデン。スター選手揃いのシティの中でも別格の存在感を放つようになり、若き至宝が今ではシティの絶対的エースとなりつつある。ここまでは文句のつけようのないシーズンを送っているフォーデンは、残りのシーズンでさらなる輝きを見せてくれるだろうか。