世界で最も高級取りのディフェンダーへ

ここ数年、移籍市場におけるサウジアラビアのクラブの動きは大きな注目を集めている。

昨夏には多くのスター選手がヨーロッパからサウジアラビアへ移籍を果たしたが、この流れは今夏も引き続き見られるだろう。そんななか、スペイン『MARCA』によると、クリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスルがリヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク(32)の獲得に興味を持っているという。

アル・ナスルのゼネラルディレクターは同選手の移籍実現に向けてすでに動き出しており、ファン・ダイクの代理人と接触しているという。サウジアラビアのクラブはファン・ダイクを世界で最も高級取りなディフェンダーにするためのオファーを交渉の場で提示したようだ。アル・ナスルはユヴェントスのGKヴォイチェフ・シュチェスニーの獲得に向けても交渉を開始しており、今夏もビッグネームの獲得を狙っている。

ロナウドを擁するアル・ナスルは昨夏にサディオ・マネやアイメリック・ラポルト、マルセロ・ブロゾヴィッチらを獲得するも、リーグ戦とサウジアラビア国王杯でアル・ヒラルに敗れてしまい、来シーズンのタイトル獲得に燃えている。

ファン・ダイクは2025年まで契約を残しており、アルネ・スロット新監督が就任したリヴァプールでも重要な存在になるため、移籍を実現させることはむずかしいかもしれないが、今後の動きに注目だ。