26日、将棋の藤井聡太八冠と豊島将之九段がタイトルを争う名人戦第5局が北海道で行われ、藤井八冠が47手目を封じて1日目を終えました。  北海道紋別市で始まった名人戦七番勝負の第5局では、愛知県瀬戸市出身の藤井八冠に、同じ愛知県で、一宮市出身の豊島将之九段が挑戦しています。  対局は午前9時から藤井八冠の先手で始まり、いつものようにお茶を一口飲んだあと初手で2六歩を指しました。  名人戦初防衛を目指す藤井八冠は、これまで3勝1敗と王手をかけていますが、豊島九段も第4局で勝利し、巻き返しを図ります。  1日目は、午後6時32分に藤井八冠が47手目を封じて終えました。対局は27日午前9時に再開され、夜までに決着する見込みです。