名古屋栄三越の屋上で育てられている「はちみつ」について学んでもらおうと、23日、市内の園児が招待され、養蜂について学びました。  名古屋栄三越の屋上では、名古屋学院大学などと連携して、ミツバチを飼育してはちみつを採取する「MITSUHACHIプロジェクト」が、23年8月にスタートしています。  “子供たちに愛されてきた観覧車がある屋上に、新しい価値を生み出したい”と、はちみつ作りにチャレンジすることになったといいます。 名古屋学院大学の水野晶夫教授: 「実は街中にもすごく豊かな自然があるんだということを皆さんに感じていただければ」  ミツバチは、名城公園や鶴舞公園などの花から蜜を集めてくるということで、2年目を迎えた2024年は、ミツバチの数を前年の1.5倍ほどに増やし、採れる蜜の量も約6倍を目指します。  23日、「師勝はなの樹幼稚園」の園児約100人が招待され、課外授業が行われました。遠心分離機を使った採蜜体験にも挑戦し、養蜂について楽しみながら学んでいました。 名古屋学院大学の水野晶夫教授: 「ミツバチは蜜を集めるだけじゃなくて、野菜とか果物とか人間との関わりもいろいろあるんだということを知ってもらう体験を楽しんでやっていただきたいなと」  屋上で採れたハチミツは、9月下旬ごろから名古屋栄三越で販売される予定です。