女優の玄理(ひょんり=37)が2日、都内で映画「無名」(3日公開)のトークイベントに登壇した。

 1940年代の第二次世界大戦下の中国を舞台にした同作では、中国共産党、国民党、日本軍の間で繰り広げられる名もなき諜報員たちの攻防劇について描かれている。

 昨年1月に中国で公開され、興行収入約181億円超の大ヒットを記録した。

 同作について、玄理は「二重スパイってことが最後に分かったんです。真実がめくれていく快感っていうのがありました」と感想を述べた。

 主演を務めたワン・イーボーについては「私がよくお願いしているスタイリストさん、たまたま同じで。さっき判明しました」と明かした。

 スタイリストに、ワンについて尋ねてみたという。「けっこう無口っていう情報を得ました」と笑みを浮かべた。

 また玄理は、同作に出演したトニー・レオンと対面したことがあるという。「私は今年のアジア・フィルム・アワードでプレゼンターを務めさせていただいて。関係者がけっこう近い席で、目が合ったらニコっとしてくれて」と明かした。

 アワードを振り返り「大ファンなので、話せたらいいなと思っていたんですけど、世界的な大スターじゃないですか?信じられないくらいの人に囲まれていて」と話し、「目が合って、ふらふらっと近づいていって、自然と話して。信じられないくらい優しい、おだやかな人でした」と伝えた。