歌手の小林幸子が11日放送の「激レアさんを連れてきた。 逆境の強レア大先輩SP」(テレビ朝日系)に出演し歌手生命最大のピンチを救ってくれた恩人を明かした。

 33年連続紅白歌合戦に出場した小林だが、事務所トラブルでレコード会社との契約が解除。さらに新曲リリースが無期限延期となってしまった。小林は当時について「ひと言いうと大人の事情で色々あって。マスコミに書かれて小林幸子潰しがかかったんですよ。ものすごかった」と振り返った。

 続けて「いつもなら『曲を作って』ということを話すじゃないですか。誰も作ってくれなかった。レコーディングのスタジオも貸してくれない」と総スカン状態になったという。

 窮地の小林はさだまさしに助けを求めた。

「『さだ兄助けて!』と電話したら『幸どうした?』って。(状況を説明したら)『分かった。いつまでに欲しいんだ?』(と聞かれ)『今月中』。そしたら次の日に『出来たぞ!』って。頼まれてる曲がいっぱいあったのに全部ほっぽって、私の歌を先に書いてくれた」と感謝していた。