5人組グループ「Aぇ!group」が15日リリースのデビューシングル「《A》BEGINNING」の初日売り上げで、約48万枚を記録した。上々の滑り出しだが、周囲からは警鐘を鳴らされている。

 5人は末澤誠也、草間リチャード敬太、正門良規、小島健、佐野晶哉。初日にハーフミリオンに迫る売り上げを叩き出したが、これには〝関西圏ご祝儀〟が含まれるという。

 芸能関係者は「関西圏のファンはかなり結束が強い。近年ではなにわ男子、過去にはSUPER EIGHTやWEST.などのデビュー時に関西圏のファンはご祝儀でCDを買いました。なにわの時もいい数字でした」という。

 なにわ男子の2021年11月のデビューシングル「初心LOVE」は初日に約50万枚を売り上げ、初週はさらに積み上げて約71万枚を記録した。

「Aぇ!groupのデビューシングルも初週は70万枚くらいを売り上げるかもしれません。勝負はその後でしょう」と前出関係者は話す。

 なにわ男子はメンバーの女性関係の報道の影響もあってか、CDの売り上げが急落した。昨年11月のシングル「I Wish」は発売初週が約37万枚で「初心――」から半減。このウラには西畑大吾、長尾謙杜、高橋恭平をめぐる3連発報道があったといわれる。

 前出関係者は「Aぇ!groupが今後、リリースする楽曲でもご祝儀が売り上げに寄与することはあるでしょうが当然、長続きはしない。メンバーも甘んじることはないでしょう。楽曲でのパフォーマンスだけではなく、バラエティー番組やドラマで活躍し、新たなファンを掘り起こしていきたいです」と指摘。本当の勝負が始まった。