MLB公式サイトは30日(日本時間1日)に2024年シーズンが開幕1か月を過ぎたため、シーズン終了後に発表されるメジャー全体のベストナインに相当する「オールMLBチーム」の今季2度目の予想を発表した。

 今回も同サイトの記者やアナリストらの投票によるもので、ドジャースの大谷翔平投手(29)は、開幕直後の2日(同3日)に発表された1回目同様、DHでファーストチームに入ると予想された。

「大谷は驚くべきスタットキャストの数字を量産し続けている。4月23日には打球時速118・7マイル(約191キロ)の本塁打を放ち、スタットキャスト時代(2015年以降)のドジャース選手による最も強烈な本塁打を記録した。その数日後、キャリアの中で最速打球となる時速119・2マイル(約191・8キロ)の単打を打った。4シーズン連続のオールMLBチーム入りに向け、大谷は順調に進んでいる」

 セカンドチームはアストロズのヨルダン・アルバレス外野手(26)で、こちらも前回と変わらない。一方。ブレーブスの主砲マルセル・オズナ(33)は9本塁打、31打点でナ・リーグ2冠だが、漏れている。

 また、今回新たにドジャースの山本由伸投手(25)は先発投手でセカンドチーム入りした。

 その理由を「3月21日に韓国で容易に忘れられるメジャーデビューを果たして以来、山本は宣伝通りの活躍を続けている。彼はその後の5試合に先発登板し、防御率2・00、被打率1割9分8厘、奪三振対四球率は35対5を記録している」と解説している。

 ドジャースからは一塁手でフレディ・フリーマン内野手(34)、遊撃手でムーキー・ベッツ内野手(31)、先発投手でタイラー・グラスノー投手(30)の3人がそれぞれファーストチームに予想されている。ウィル・スミス捕手(29)にも票が入っており、まさに銀河系軍団だ。

 また、どちらのチームにも入らなかったがカブスの今永昇太投手(30)も先発投手で得票している。