バレーボール男子日本代表の石川祐希（２８＝ミラノ）が３日、イタリア１部リーグのシーズンを終えて羽田空港に帰国した。

　イタリア９季目となったシーズンは、自己最高の３位。「目標としていた優勝は達成できなかったけど、昨シーズンより良い成績で終えられたのは何よりだと思うし、（優勝できず）悔しいシーズンだったと思う気持ちもある」と今季を終えての思いを語った。

　今後は束の間の休息を経て、パリ五輪で５２年ぶりとなるメダル獲得を目指す。「自分の気持ちは、もうネーションズリーグやパリに向かっている。パリが最大の目標となるので、そこでメダルを獲得するためにしっかり準備したい」と気合十分だ。

　また高橋藍がプレーするイタリア１部モンツァは準優勝だったことを踏まえ「海外にも日本のバレーボールが強いというイメージを伝えられたかなと思うし、高橋選手も僕も日本代表の選手も人気もついてきているので、もっと面白い日本代表のバレーを見せられるかなと思っている」。さらなる成長へ自信をにじませた。