西武は15日の日本ハム戦(エスコン)に3―12と大敗し2連敗。借金は再び今季ワーストタイの11となった。

 先発・隅田知一郎投手(24)が初回にいきなりスティーブンソンと松本剛の連打で二死一、二塁と走者をため万波の5号3ランで先制を許す。2回には相手の仕掛けた挟殺プレーの間に三走の生還を許し、3回には郡司の4号2ランで試合の主導権を手放した。

 4回途中9安打6失点で3敗目(2勝)を喫した隅田は「初回から毎イニング安打を許してしまい、試合を作ることができませんでした」と言葉少なにこの日の62球を振り返った。

 打線は4回に中村、炭谷の適時打などで3点を奪い一時は3点差まで迫ったが、3番手・平井(1失点)、4番手・糸川(3失点)、5番手・本田(2失点)が失点を重ね日本ハムのワンサイドゲームとなってしまった。

 4月9日からの7連敗後、3度の4連敗があった西武。かれこれ1か月以上続くチームの低迷になかなか歯止めが掛からない。