6月16日・日曜東京5R=芝1400メートル

 福永厩舎のダノンブランニュー(父ミッキーアイル、母サザンスターズ)がデビュー予定。22年牝馬クラシック2冠馬スターズオンアースの半弟で、22年セレクトセールで1億5400万円で落札された良血馬だ。

「順調に仕上がってはいるが、かかっている。新馬戦にどう出るか」と懸念を抱いた野元助手だったが、馬もしっかりしていて前向きだという。

「スタートは速かった。長い脚を使えるタイプで、跳びが大きいので内で窮屈になるよりは大きいところで」と東京との相性の良さをうかがわせた。

6月23日・日曜京都5R=芝外1800メートル

 23年京王杯スプリングCの勝ち馬レッドモンレーヴを半兄に持つ同厩舎のルージュレアリーズ(牝=父レイデオロ、母ラストグルーヴ)は、のちの重賞馬を多数輩出している〝宝塚記念デー〟の新馬戦でデビューする。

 同助手は「手脚も軽く素直。いいキャンターをする」と順調な調整過程を明かした。

「非力なところがあるので重い馬場よりは奇麗な馬場に向いている。すばしっこく、スタートも速いのでコースは問わない」と素質の高さを語った。

著者:東スポ競馬編集部