上川町中部で防犯パトロールなどの自主防犯活動に取り組む上川町中部町会防犯部(瀬沼孝司部長)が3月30日、新たに決めた愛称「わくわく防犯パト」を地域にアピールするためのデモンストレーションを実施、関係者や地域住民ら45人が参加した。=左写真

2011年に発足し定期的に防犯・防災パトロールなどを実施してきた同部だが、コロナ禍で3年にわたり活動を休止せざるを得なかった。昨年10月の防犯部会で「マンネリ化を打破した新たな防犯活動」について話し合い、部員の増強や組織の充実を図ること、キャチコピーやスローガンを考案。新たな一歩を踏み出すデモンストレーションとして、上川地区のNPO法人街づくり上川(高野誠三理事長)が制作した「上川みらいマップ(中部)」を活用し、自然散策をしながら防犯パトロールをするイベントを企画した。

当日、参加者は「わくわく防犯パト」と書かれたのぼり旗などを手に中部会館から大仙寺、戸沢観音、ようじアート館、上川の里などを歩き、田守神社でセレモニー、さすまたを使った不審者対応訓練などを行った。来賓として招かれた川口地区防犯連絡協議会の水島仁代表は「防犯は一人の目より地域の目。住民間のコミュニケーションと連携が大切」とエールを送った。