青葉警察署(鎌田純署長)の入口前に設置されている交通安全を呼び掛ける大型看板が、このほど更新された。

以前は青葉署の署員が描いていた時期もあったが、2014年からは管内にある横浜美術大学の学生に依頼。現在は青葉区での交通事故状況などに即した交通安全標語を選定し、それに合わせて干支を利用したイラストが描かれている。

今年選んだ標語は、茨城県の小学3年生・岩岡颯佑さんによる「見つけてねピカピカぼくのはんしゃざい」。イラストは横浜美術大学絵本専攻科4年の伊東錦之介さんが手掛けた。

4月25日には青葉署で伊東さんに対する感謝状の贈呈式が行われ、鎌田署長、青葉交通安全協会の工藤明会長、青葉安全運転管理者会の飯田敬会長、青葉青少年交通安全連絡協議会の谷野力会長が出席。伊東さんに鎌田署長から感謝状が、工藤会長から記念品が手渡された。伊東さんは「色々なデザインを模索して、最終的には10パターンくらい作成した。そこから助言をもらって、今回のデザインが完成した」と話した。鎌田署長は「昨年は道路横断中の事故が多かった。看板に描いてもらったように、歩行者側にも反射材の活用などを呼び掛けていきたい」と話していた。