ケーブルカー高尾山駅から徒歩3分のところにある「高尾山さる園・野草園」でこの度、1週間の間に2匹の赤ちゃん猿が生まれた。

4月28日に母猿ヒナタから生まれたのは、オスの「タイヨウ」。母猿は5歳で、同園では今年初めての出産。3日後の5月1日には、母猿テントからオスの「トップ」が生まれた。母猿は14年ぶりの出産で職員たちも驚いたという。

同園では通常1年間に数匹赤ちゃんが産まれるが、担当者は「今年はゴールデンウィークに出産が集中した」と話している。

名前はしりとり

赤ちゃんの名前は原則、親子でしりとりになるよう決めている同園。「タイヨウ」の名前は、母猿「ヒナタ」の「タ」を取り、タロウ、タルト、タカラ、タイヨウの4択の候補から、X(旧ツイッター)で投票形式で決められた。同園では赤ちゃん猿の様子や猿たちの日常を、定期的にXやインスタグラムなどで発信している。