子どもたちがぶつかり合う恒例の「わんぱく相撲町田場所」が11日、開かれた。40回目となる今回は市内の300人近い小学生・未就学児男女が参加。着衣の上から簡易まわしをつけ、各学年ごとに行われたトーナメント戦に挑んだ。

数秒で勝敗が決まる一番がある一方で、互角の攻防により、何度も取り直しになる取り組みもみられた。

各学年、男女ごとに12人の優勝者が誕生し、主催した町田青年会議所(町田JC/小山正樹理事長)のメンバーの一人は「一所懸命に対戦相手とぶつかり、取組が終わって泣いている子がいた。今の時代の子どもたちは『悔しくて泣く』経験をする場面は少ないと思う。このような機会を設けることができてよかったと感じる」と会場内で子ども向けの企画も行われた大会を振り返った。

17年ぶりに

6月15日(土)には、東京都内の各自治体で行われたわんぱく相撲の優勝者らが出場する東京大会が17年ぶりに町田で開かれる。町田場所同様、大会を主催する町田JCは現在、大会で使用する土を盛ってつくる土俵の準備を進めているという。東京大会の詳細などについてはHPなどから。