自然素材の建築材料である漆喰の魅力を広めようと事業者ら10社が15日、「藤沢市漆喰壁協会」を設立し、ミナパークで発表会が行われた。

世界各国で古くから使われている漆喰。日本では寺社や城などに使われ、環境に優しい自然素材で調湿効果や耐火性などが注目されている。

今後、同協会では漆喰の安全性や知識の普及、デザインやアート性の高い工法の研究などのほか、社会奉仕活動を通した魅力の周知などに取り組む。同協会の木本己樹彦会長は「湘南地域は漆喰を使った住宅も多い。世界中で使われる漆喰の可能性や魅力を後世に伝えていきたい」と話す。