婚活をするとき、誰もが“これだけは譲れない”という条件があるはずだ。

それは年代によっても違うのだが、アラフォー女性の場合は、“最後のチャンスに子どもを授かりたい”、40代以上の男性も、“子どもを授かるための婚活”をしている人が多い。男性の場合は、50代、60代になっても、子どもを授かることを婚活の第1条件に掲げている人がいる。

仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて、苦労や成功体験をリアルな声とともにお届けしていく当連載。今回は、“子どもを授かりたい”という気持ちが結婚を難しくしている事例をご紹介する。

結婚して子どもを授りたい

婚活アプリや結婚相談所のサイトを利用して、結婚相手を見つけることは、近年ポピュラーになってきた。婚活の出会いは、生活圏内の自然な出会いと違い、出会う相手に“これだけは譲れない条件”を決めている人が多い。

この掲げる条件は、年代によって変わっていく。

20代のときは、見た目や会話、フィーリングを重要視するだろう。しかし、30代後半になると、男女ともに“結婚して、子どもを授りたい”という気持ちが強くなっていく人が多い。