農作物の生育に不可欠なミツバチに関心を持ってもらおうと、ミツバチを題材にした絵の展示や蜂蜜の採取体験などの催しが、岡山市内のデパートで5月22日から開かれています。
催しを行うのは岡山県鏡野町の山田養蜂場です。
会場では、山田養蜂場が1999年から取り組むミツバチを題材にした一枚画や絵本のコンクールの昨年の入賞作を紹介。作品は国内外から年齢を問わず寄せられていて、花畑を飛び交うたくさんのミツバチを描いたものや、子どもたちが養蜂を見学する様子など48点が紹介されています。
蜂蜜の採取体験は、ミツバチが蜜を貯めた巣箱の中の巣板と呼ばれる部分を遠心分離機にかけて行います。来場者は分離機のハンドルを回し、巣板から飛び出した蜜を集めて持ち帰っていました。
ほかにも蜜を集めた花によって味の違いが楽しめるハチミツの食べ放題コーナーもあります。
この催しは5月26日まで開かれ、採蜜体験とハチミツの食べ放題は事前予約が必要です。