岡山市が建設を検討している新アリーナについて、市が今後の方針について5月末で判断するとしていた5月最終の31日、岡山商工会議所の松田久会頭が大森市長を訪ね、建設実現に向けた要望書を提出しました。
この日、岡山商工会議所の松田会頭ら3人が訪問しました。
新アリーナの整備を巡っては、岡山県が5月9日、岡山市に「費用負担には応じない」と回答したことを受け、市は単独で行うかどうかについて5月末で判断するとしていました。
岡山商工会議所は過去2回、市に建設の「提言」をしていましたが、この日は「要望」として、大森市長に書面を提出しました。
要望書にはスポーツの科学分析機器の導入や、DX分野における最新機器の設置をはじめコンサートなどエンタメ分野の誘致をよりしやすくするため、市が計画する5000席以上の座席を想定する必要があることなどを記しています。
岡山市は6月5日、新アリーナ建設にかかる費用を6月定例議会に計上するかどうかを発表する予定です。