岡山県内有数の桃の産地・倉敷市の玉島北地区で、露地栽培では最も収穫が早い早生品種「はなよめ」の出荷が始まりました。
倉敷市玉島富の山下洋輔さんの果樹園では6月12日朝、桃の色味や大きさを確認しながらおよそ200個が収穫されました。
「はなよめ」は露地栽培で最も早く市場に出回る品種で、小ぶりながら糖度が高く、果肉の食感がしっかりしているのが特徴です。
今年は天候に恵まれ、適度な雨も降ったことで順調に育ったということです。
この日出荷された桃は13日、JA晴れの国岡山の玉島北直売所などで販売されます。
玉島北地区ではおよそ200戸が桃の露地栽培を手掛けていて、9月ごろまでさまざまな品種の収穫が続き、合わせておよそ500㌧が出荷される見込みです。