山形県内唯一の水産高校、鶴岡市の加茂水産高校ではきょうこれから始まる海での実習の安全を祈り、伝統の「水開き」が行われました。

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加茂水産高校の全校生徒が参加する伝統行事「水開き」は、5月から本格的に始まる海洋実習の安全祈願と、海への感謝をこめて開校当時から行われています。

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「わっしょい、わっしょい、わっしょい、わっしょい」

掛け声で体をあたため気合も充分。きょうの気温は現場の温度計で12度と、少し肌寒くも感じますが…

「(Qハートは?)ホットっす」

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「フォォォつめてぇ!…ヤバッ」

水温は、気温に比べ2度高い14度。とは言え、久しぶりの海水はまだまだ冷たい様子です。生徒たちは互いに水を掛け合い、体を海に慣らしながら今シーズンの実習への意欲と決意をあらたにしました。

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生徒「寒かった。がんばろうという気持ちに繋がります」

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生徒「3年生で最後なので、海に感謝しつつ、今後の自分の未来にかけて入りました」

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生徒「2年生になってから実習も多くなってくるので、それに向けてしっかり気合いを入れて、入りました。(Q今の気持ちを体で表すと?)最高!」

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今月8日には海洋実習船「鳥海丸」が出港を予定していて、生徒たちの海での実習は11月の水納めまで続きます。

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