小林製薬のサプリメント摂取による健康被害問題を受け、消費者庁は今後の機能性表示食品の在り方についての提言案を示しました。

 消費者庁の検討会は約1カ月間、6回にわたり、専門家を交えて現行制度における機能性表示食品の課題について議論を交わしてきました。

 機能性表示食品を摂取し、健康被害を受けた患者について医師から企業側に情報提供があった場合には報告を義務化することやパッケージの表示として「機能性表示食品」であることを明示することなどを提言案としてまとめました。

 検討会のこれまでの議論を踏まえ、消費者庁は今月中にも制度の見直し案を政府に報告する予定です。