24日の日経平均株価は、前の日のニューヨーク市場でアメリカの利下げ期待が後退し、ダウ平均株価が大幅に下がった流れを引き継いで597円安で寄り付きました。

 直後には、下げ幅が730円を超える場面もありましたが、その後は縮小し、前の日より457円安い3万8646円で取引を終えました。

SMBC日興証券
太田千尋投資情報部部長
「エヌビディアが強すぎて、全体とするとアメリカの株価市場はあまり良い動きではなかった」

 エヌビディアが強すぎて株価が下がるというのは、どういうことなのでしょうか。

太田投資情報部部長
「パソコンメーカーがAIを搭載したパソコンを発売するというのを、いろんなところが表明しているが、それに向けた半導体もエヌビディア自身で作成する。そうすると従来からパソコンの半導体をやっているインテルとかアドバンストマイクロデバイスといった半導体メーカーは、実際に圧迫される。よりそちらの方が懸念された動きが出ていると判断した方が良いと思う」

(「グッド!モーニング」2024年5月25日放送分より)