著名人をかたったSNSの投資詐欺で群馬県に住む59歳の女性が約4900万円をだまし取られたことが分かりました。

 高崎市に住む無職の女性(59)は1月下旬、著名な経済アナリストを装った嘘のネット広告から「株式・為替☆投資交流会」という名前のグループチャットに誘導されました。

 チャットではFX投資などで利益を上げているかのような嘘のやり取りが表示され、メッセージでトレード用口座の作り方などを指南されたということです。

 その後、指南役から指定された口座に投資の名目などで現金を入金するよう求められました。

 女性は3月15日から先月8日までの間に合わせて8回振り込み、約4900万円をだまし取られたということです。

 群馬県警はSNSや広告などで投資に勧誘されても安易に信用して相手の話には乗らず、家族や警察に相談するように呼び掛けています。