東京オリンピック・パラリンピックの選手村として使用された晴海で、マンションや小中学校などが整備されたことを記念して街開き式典が行われました。

 選手村の跡地には「晴海フラッグ」として21棟のマンションのほか、新設の小学校やショッピングモールなどの施設が整備されてきました。

 今年1月には住民の入居も始まり、3月には地下パイプラインでの水素供給システムの整備なども進んだことから、今月26日に街開きを記念する式典が行われました。

 式典では、選手村の村長だった川淵三郎さんが「歴史のある街だということを子どもや孫に伝えていってほしい」とあいさつしました。

 この街には新橋駅などから専用路線などを走るBRT(バス高速輸送システム)と呼ばれるバスが通っているほか、2040年代をめどに臨海地下鉄の駅もできる予定です。