日本航空で半年で3件の滑走路への誤進入事案が相次ぐなど安全上のトラブルが続いているとして、国土交通省は日本航空の社長を呼んで厳重注意をしました。

日本航空 鳥取三津子社長
「誠に申し訳ございませんでした」

 23日、日本航空では羽田空港で機体同士の翼が接触するトラブルがあったほか、10日には福岡空港で離陸する機体がいる滑走路に誤って進入したりするなど安全上のトラブルが起きているとして、国交省は社長に対して口頭での厳重注意を行いました。

 日本航空は去年11月と2月にもアメリカの空港で誤って滑走路に進入するトラブルを起こしていて、その後、再発防止策を進めていました。

 しかし、安全上の事案が続いているとして、国交省は今月24日と27日、航空法に基づいて東京・羽田にある事務所など複数の施設に臨時の監査が入っています。