北朝鮮が衛星を打ち上げると通報したことを受けて、岸田総理大臣は「不測の事態に備え、万全の態勢を取ること」を関係省庁に指示しました。

 政府関係者によりますと、北朝鮮から海上保安庁に対し、5月27日の午前0時から6月4日の午前0時までの間に衛星を打ち上げるという通報があったということです。

 この通報を受けて岸田総理は「関係省庁間で協力し、情報の収集・分析に万全を期し、国民に対して、適切に情報提供を行うこと」「米国や韓国等関係諸国と連携し、北朝鮮が発射を行わないよう、強く中止を求めること」「不測の事態に備え、万全の態勢を取ること」を指示しました。