中国では5月1日から5日まで労働節の長期休暇となります。円安の影響もあり、旅行会社の調査では日本が一番人気の目的地となっています。

日本への旅行客
「円安に注目しているから行く。食べたり泊まったり買い物したり、安いほうが良い」
「日本の方が安かったから国内で買いたいと思うものを日本で買う」

 中国の国家移民管理局によりますと、今年の労働節期間中に出入国をする人の数は一日あたり延べ176万人に上る見込みで、去年の同じ時期より40%増える見込みです。

 大手旅行会社によりますと、円安の影響もあり、日本は最も人気の観光地となっています。

 日本円は人民元に対しても安くなっていて、2020年の最も高い時期に1元=14円台だった為替レートは、直近では1元=22円に近い水準となっています。