ガザ地区南部のラファにある国連の運営する難民キャンプがイスラエル軍による空爆を受け、少なくとも45人が死亡しました。

 ガザの保健当局などはラファの北西部にある国連の運営する10カ所以上の難民キャンプが26日に攻撃を受け、これまでに45人が死亡し、249人が負傷したと発表しました。

 そのほとんどが子どもや女性だったとしています。

 当時、数万人の避難民が身を寄せていて、ハマスは声明で「凶悪な虐殺だ。国際司法裁判所の決定を完全に無視している」と批判しました。

 一方、イスラエル軍は「市民に被害が及んだことは把握している」としたうえで、「ハマスが活動していた拠点を攻撃した」「正確な情報に基づき、国際法に準拠した標的に攻撃を実施した」と説明しています。