INAC神戸レオネッサは23日、ジョルディ・フェロン監督(45)との契約更新を発表した。

スペインで育ったフェロン監督は、現役時代はバルセロナの下部組織で育ち、ラージョ・バジェカーノやレアル・サラゴサ、アルバセテ、バダロナでプレーした。

U-23スペイン代表としてシドニー・オリンピックでも銀メダルを獲得するなどの実力の持ち主は、引退後は女子サッカーで指導者をスタート。2023年7月にI神戸の監督に就任した。

2023-24シーズンはWEリーグでは三菱重工浦和レッズレディースに連覇を許す悔しい展開となり、最終節で2位を懸けて戦うことに。WEリーグカップではグループステージで敗退と悔しい結果に終わったものの、皇后杯では浦和とのPK戦までもつれた戦いを制し、見事に優勝を果たしていた。

ジョルディ・フェロン監督はクラブを通じてコメントしている。

「これからもクラブの一員でいられることをとても嬉しく思います。INAC神戸レオネッサは優勝チームになるための素晴らしいプロジェクトを構築していると思います」

「私はファン・サポーター、クラブ、チームの選手たちにとても愛されていると感じています」

「来シーズンへ向けて、私たちは再びカップチャンピオンとリーグチャンピオンとなるために戦わなければならないことを理解しています。それはまた、戦う私にとって素晴らしい挑戦とモチベーションになるでしょう」

「今シーズンは素晴らしいシーズンでした。来シーズンはさらなる成功を目指して勝負し、いつもチームをサポートしてくれるファン・サポーターと一緒に勝利を祝うことを楽しみにしています」