2場開催となる今週は土曜にG3葵ステークス、日曜にはG1東京優駿(日本ダービー)とG2目黒記念が開催。
注目のニュースをご紹介いたします。

ダービーに始まりダービーに終わる、競馬界における節目の大レース!

土曜京都では、昨年モズメイメイの抜群の好スタートが話題になったG3葵ステークスが開催されます。
2021年まではグレードがついていない「重賞」だったレースで、G3表記にまだ馴染みの薄い方もいらっしゃるのではないでしょうか。
G3ファルコンS4着のナムラアトム、桜花賞5着のエトヴプレに加え、前走連対して良い流れで乗り込んできている馬が11頭。貴重な1200mの3歳重賞に注目です。

日曜は東京11Rで第91回東京優駿(日本ダービー)。
本場イギリスでは「最も運のある馬が勝つ」とも言われ、日本でも節目のレースと位置付けられている伝統の大レース。ジャスティンミラノの二冠達成なるか、キタサンブラックの半弟シュガークンや凱旋門賞馬ソットサスの全弟シンエンペラーら良血馬が逆転するのか、レガレイラがウオッカ以来の牝馬優勝を果たすのか。

今年10個目のG1競走になりますが、ここまでの9レースは全て異なるジョッキーが勝っています。今年10人目のG1ジョッキーが誕生するのか、2勝目に一番乗りするジョッキーが出てくるか、鞍上の戦いからも目が離せません。
発走は26日(日)15時40分発走です。

その日本ダービーのあとは同じ東京で、JRAで現存する日本最古の重賞であるG2目黒記念が開催。
昨年このレースを優勝、2021年にも2着となっている7歳馬ヒートオンビートを筆頭に、安定した活躍を見せる8歳馬マイネルウィルトス、7歳馬クロミナンスなど元気なベテラン勢が顔を揃える1戦。

5番人気以内の連対率が高い傾向となっている前述の日本ダービーとは対照的に、近年は穴馬の好走も多く見られ、馬券的にも大注目のレースです。
東京12Rですが、発走時間は1つ前のダービーから時間が空いて17時の予定ですのでご注意を。

バースデー勝利なるか!? 開催日当日に誕生日を迎える騎手・調教師

5月25日
大橋勇樹調教師、高木登調教師、中川公成調教師(※当日出走無し。26日4頭出走)

5月26日
該当者なし

※今週開催当日に誕生日を迎える騎手の方はおられませんでした

頑張れルーキー! 今週の新人ジョッキー動向

今年デビューイヤーを戦う新人ジョッキー達の先週までの通算勝ち星と今週の乗鞍は下記の通り。

高杉吏麒(リキ)騎手  7勝 (土曜:東京1鞍、日曜:京都5鞍)
吉村誠之助騎手    6勝 (土曜:京都5鞍、日曜:京都7鞍)
長浜鴻緒(コオ)騎手  5勝 (土曜:東京1鞍、日曜:東京1鞍)
柴田裕一郎騎手    3勝 (土曜:京都7鞍、日曜:京都4鞍)
石神深道騎手     1勝 (土曜:東京1鞍、日曜:東京1鞍)
坂口智康騎手     1勝 (土曜:東京1鞍、日曜:京都1鞍)
大江原比呂騎手    0勝 (土曜:東京1鞍、日曜:騎乗予定無し)
橋木太希(タイキ)騎手 0勝 (土曜:騎乗予定無し、日曜:京都2鞍)

メモリアル勝利が近い騎手

節目の勝利まで目前となっている騎手と現在の勝利数、今週の乗り鞍は下記の通り。

横山武史騎手  598勝(土曜:東京7鞍、日曜:東京7鞍)
菅原明良騎手  297勝(土曜:東京5鞍、日曜:東京6鞍)
黛 弘人騎手  195勝(土曜:東京2鞍、日曜:東京4鞍)
嶋田純次騎手   97勝 (今週騎乗予定無し)
長岡禎仁騎手  96勝 (土曜:東京2鞍、日曜:東京1鞍)

写真:shin 1

著者:クロキリ