セイコーは最高級ブランドである「キングセイコー」から、新作のレギュラーモデル3種と限定モデル1種の計4種を2024年7月6日より発売します。今作は1969年に誕生したモデルの復刻版ということもあってSNSでは賑わいをみせています。

●限りなく薄く美しいセイコーのフラッグシップモデルの復刻にSNSでも話題騒然

 セイコーはデザインと品格を追い求める高級ブランドである「キングセイコー」より、レギュラーモデル3種と100周年を記念した限定モデル1種の計4種の新作を2024年7月6日から発売します。

 今作は2022年にブランド復活を果たした「KSK」シリーズの登場に続き、第2弾は「KS1969」シリーズの登場です。

 今回のモデルは、キングセイコーを下支えした1969年誕生モデルの復刻版ということもあって、ネット上では歓迎のコメントであふれています。

 発売の発表に関しては「復刻シリーズを見て、キングセイコーというブランドを更に発展させていこうというメーカーの熱意を感じました」や「キングセイコー新作、ヴィンテージのKSモチーフのケースになってる!」など、復刻モデルの登場に祝福のコメントが多数寄せられていました。

 今回発表されたレギュラーモデルは「SDKA017(シルバー)」「SDKA019(パープル)」「SDKA021(グリーン)」の3種で、それにプラスされて限定モデルである「SDKA023(ライトブルーグリーン)」の計4種のラインナップです。

 価格はいずれも39万6000円で、 SDKA023のみ世界限定700本(うち国内300本)となっています。

 オンラインストアの他、セイコーフラッグシップサロン、セイコードリームスクエア、セイコーブティック、セイコーウオッチサロンにて購入可能です。

 ただしネット上では「セイコーのオンラインストアでは、もうこれ早々に売り切れましたねぇ…やはり注目度は高かったか…」など、発売前から入手困難な状況に対する嘆きのつぶやきも。

 また、キングセイコーの歴代モデルに影響を与えたほどの今回の復刻版ですが、デザインに関してもさまざまコメントが見られます。

 とくに多かったのは「ケースの仕上げに薄さもすごく良くて、文字盤の高貴な紫もめっちゃ良きでした」など、薄型化されたケースに上質なデザインと作りの良さを高く評価する意見です。

 さらに「ブレスの反射と一緒に型打ちもキラキラと輝いて、着用時の色気が増すんですよね」や「ケースとライトブルーグリーンの色合いも相まって、より型打ちが際立つ魅力的な逸品に仕上がっていると思われます」など、細部までこだわったKS1969シリーズを称賛するコメントも多数ありました。

 KS1969シリーズのデザインの特徴は薄さのなかに柔らかな丸みを帯びたケースとなっており、デザインだけでなく鏡面仕上げが施されることによって、さらに優美な輝きを放ちます。

 また、新開発のブレスレットは鏡面とヘアライン仕上げの組合せとなっており、腕に着用した際に光を反射することまで計算された、こだわりの造りとなっています。

 ほかにもKS1969シリーズはキングセイコーブランドということもあって、デザインだけでなく機能面でも最高級の技術が数多く採用されました。

 機能面に関して、「中身も薄型6Lなのでこれが値段上昇するのは致し方がない」など、納得のスペックに高評価の声も。

 今作ではセイコーの現行機種で最も薄い自動巻きムーブメントである「キャリバー6L35」を搭載することで、ケース厚9.9mmの薄型化を実現。

 さらに、短いピッチのこまで構成されたブレスレットを採用することでしなやかに動くだけでなく、低重心の薄型ケースを組み合わせることで、心地よい装着感が楽しめるでしょう。

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 KS1969シリーズはクラシカルなデザインながらも、細部までこだわって現代版としてアレンジしただけあって、キングセイコーの名に恥じないフラッグシップモデルとしての作りを実感できるモデルといえるかもしれません。