世界で「K-リメイクブーム」が起きている。映画、ドラマ、バラエティーまで、多様なK-コンテンツIP(知識財産権)がリメイクされ視聴者に会っている。

JTBC人気ドラマ「SKYキャッスル」は、来たる7月に日本でリメイク版の放送が確定した。「SKYキャッスル」は韓国内放送当時、非地上波視聴率23.8%を記録しシンドロームを起こしたメガヒット作だ。グローバルクリエイティブスタジオSLLによると、日本版「SKYキャッスル」が日本人気女優松下奈緒などを主演俳優にキャスティングを確定し、撮影に突入した。日本代表する民法放送局テレビ朝日が制作を担う。パク・ジュンソSLL制作部門代表は、「テレビ朝日とパートナーシップ締結となった意味のある協業」とし、「『SKYキャッスル』リメイクを皮切りに今後グローバル市場で競争力のある作品の企画・開発・制作を続けていく」と伝えた。

Netflix「脱出おひとり島」を連想させるベトナム恋愛バラエティー「パラダイスアイランド」も話題だ。「パラダイスアイランド」はベトナムの制作会社Cat Tien Saと国営放送局チャンネルVTV3が韓国放送局JTBCのバラエティースタジオSAYと協力し共同で制作するベトナム現地恋愛バラエティー番組だ。「パラダイスアイランド」は「脱出おひとり島」のように、島を背景に熾烈(しれつ)な愛の競争を繰り広げる男女たちの姿を描く予定だ。Netflixと手を取り「脱出おひとり島」シリーズを披露しグローバルヒットに成功したJTBCが、「パラダイスアイランド」も成功させるのか関心が注がれている。

MBC音楽バラエティ「覆面歌王」は、一番多くのリメイク版権を販売した作品だ。MBCによると「覆面歌王」は57か国にライセンスを販売し、イギリス、アメリカ、ノルウェー、パナマなど56か国で現在放送中だ。アメリカのFOXチャンネルで「THE MASKED SINGER」というタイトルで11シーズンが放送されるなど、人気を導いている。

チョン・ドクヒョン大衆文化評論家は、「K-コンテンツは新鮮な素材としっかりとした構成が強み」とし、「現地進出に続き現地化までかなうなら、K-コンテンツのDNAが全世界の根付くだろう」と展望を伝えた。