運転士の人材不足に高齢化…事業者は危機感を強めています。
バスとタクシーの運転士確保へ。
対策協議会が発足しました。
県やバス・タクシー事業の関係団体が集まって初めて開かれた協議会。
バス業界が懸念するのは、運転士の高齢化です。
県内の乗合バスは運転士の3人に1人が61歳以上で、
35歳以下はわずか3パーセントだということです。
=県バス協会・藤原徳行専務理事=
「全体的に若い年代層が不足しているという状況であります。
市町の福祉行政の問題として自治体においてもしっかり理解していただきたいと
考えております」
県内のタクシー業界は、人手不足が深刻です。
2016年度は運転士が3000人近くいましたが、
コロナ禍の需要減をうけ昨年度は2000人あまりと、1000人近く減少しています。
県は今年度バス・タクシー運転士の確保にむけた事業に
1700万円の予算を計上しています。