全国的に高気圧に覆われた影響で、14日は各地で気温が上昇し、気象庁によると、京都市で35・9度、群馬県桐生市で35・7度を観測するなど、16地点(午後6時時点)で35度以上の猛暑日となった。30度以上の真夏日も、全国914地点の約半数の418地点に上った。

 東京都心も今年最高となる31・7度を観測した。東京消防庁によると、都内では同日、6〜95歳の男女26人(午後9時時点)が熱中症の疑いで救急搬送された。重症者はいない。同庁はこまめな水分補給や冷房の利用を呼びかけている。

 気象庁によると、17日頃まで30度前後に上がるところが多くなる見通し。